青いクマが大好きなモノに囲まれて暮らすために通った跡

青いクマ〈未熟なくまえ〉が大好きなモノに囲まれて暮らすために自立を目指した課程の跡(記録)です。今を生きる人間としてその生き様を通して何かしら良いきっかけを与えられたらと思いこのブログを始めました。

咄嗟の現場だからわかること

普段自分は~な人間だと思っていてもいざという時に答えが見える。

 

昼間、買い物の帰りで横断歩道を渡り切った後のこと。
何気なく後ろを振り返った時に横断歩道から歩道に切り替わる段差でお姉さんに車椅子に乗せられたお爺さんが車椅子から落ちてしまったのを見た。

 

その時点でその場所から10メートルくらい先に行っていて最初は正直遠いなと思った。しかし、その直後に自分はそれで良いのかともう一人の自分が頭に過り、結局戻ることにした。

 

そうこうしている内に先にその傍で横断歩道を渡り終えた年上の女性が車椅子のお爺さんのところへ寄ってきた。その光景を見て僕はお爺さんのところへ急いだ。

 

車椅子から落ちた杖や荷物も拾って、その年上の女性と一緒にお爺さんの左右の腕を持ち上げて車椅子に戻した。

 

車椅子のお爺さんや車椅子を押してたお姉さんにお礼を言われたが、こんな時にすっと手を差し伸べることのできなかったのは個人的には惜しいと感じた。

 

ただ、それでも最終的には自分の気持ちの声に従えたのが嬉しかった。誇りにしても良いと思う。

 

普段、自分はこんな人だと思っていても実際現場で起こった出来事で自分の本質ってわかることを体感した出来事だった。

 


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