思う存分徹底する
結局、その自分の意思を貫いた方が健全、上手くいくのではないかと思った。
あんまり夜遅くまで活動していると明日の仕事に支障をきたさないか
ご飯を抜いたらエネルギーが足りなくて集中できないのではないか
自己管理の一環として自分の生活習慣や健康面を意識するのは勿論大事。
でも、そればかりに囚われて自分のやりたいことを思う存分できないのはなんだか違うと思った。
長い人生にて自分に無理をさせてでも自分の意思のままにがむしゃらにやる時期はあっても良いと思う。物事の滑り出しは特に。
80代で独学でプログラミングを始めて「hinadan(ひなだん)」というiPhone用のゲームアプリを開発した若宮正子さんという方を思い出す。
その方の本「60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。」より、若宮さんは食事は自分の食べたいものを食べたり、睡眠時間もバラバラで一見不規則で不健康に感じられるけど実は逆みたい。
自分の気持ちに寄り添い自分の思うままに日々を楽しまれることを大切にされているとのこと。だから、結果的に心身共に健康的で豊かになれるのだろう。
僕もその日の間に終わらせたい作業がある時は思い切って徹夜でやることもたまにある。その翌日は仕事でキツイだろうなと懸念していたけど、思いの外、あまりキツくなくむしろ快適に仕事に挑めた。
その後帰ったらそのまま爆睡したけどね。
2度目だけど自分の生活習慣や健康面に気を使うのは確かに現実的に大事。
ただ、そのバランスを崩してでも自分の意思のまま没頭できるものを持つのはそれはそれで好きだ。
その結果、心身共に豊かさを得られるのは僕も体感済み。
参考
若宮正子著「60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。」(新潮社)