自分を守らない方が良いらしい
ネット上で知り合った人とお茶やご飯することが以前より増えた。くまえ ひできです。
ネット上でメールでやり取りをしても、メールは文字だけの表現だからその奥にある生身の人間の様子まではわからない。
でも、実際会っての対面だと相手の色んな情報を全身で感じることができ、自分も自分の色んな情報を全身で晒してしまうことになる。
だから、相手はどんな人物か、自分は相手からどう感じられているかが一番筒抜けになると実感した。
そんな意味で対面で人と会うって面白いし、今後はもっと積極的にやってみたいと思う。
元々、対面で人と会うことは元々面白いと思えなかったし、緊張して負担にしか感じなかった。
自分が緊張することで相手も緊張させてやり取りがぎこちなくなることもあった。
なぜ緊張したかというと自分が相手にどう思われているかが気になったため。ほとんど自分に意識が向いていた。相手を見ず自分を守ることばかりに気にしていたから反って苦痛になった。
でも、最近は自分と会ってくれる相手にとって会っている時間を良い時間として残してもらうためには?
という意識を持って人に会うようにしている。すると、自分への意識よりも相手への意識に集中していくのを実感できる。
相手への意識に集中できると冗談も挟みながら自分の持っているものを全面的に表現しやすくなる。
自分に不器用、気が利かない点があると自覚していても、目の前の相手に対して出来ることは何かに頭をフル回転させるしかない。
僕は対面で人と関わることの楽しさを垣間見た。相手のためにとはどういうものか感覚を少しずつ掴めるようになった。
ネットで知り合い、初対面でお会いできた人たちのお陰だと思う。