人はどう思っているかを気にする
どう思っているかを察してその上で自分はどんな振る舞いをしたら、
相手にとってどうしたらより良い働きかけになるかを選ぶことができます。くまえ ひできです。
どう思っているかを気にするというのは人の顔色を窺ってビクビクすることではありません。察する力と相手にとって良い影響を与えるための働きかけを身につけるトレーニングです。
今回、図書館の自習席で本を読んでいたり色々作業していたのですがこんなことがありました。※写真はイメージです
3つの席があり僕は窓際の端に座り、その後別の人が僕とは逆の端に座ったので中央が空いている状態でした。
そこにペアのお友達同士の若い人たちが来ました。一人が中央の席を確保しました。もう一人は3つの席の逆側にある席が空いていたのでそこを選びました。席が離れ離れになってしまったのです。
せっかく一緒に来たのだからやはり隣り合わせの方が良いですよね。
その時、僕は窓際にある自分が座っていた席を譲ろうとしました。自分の窓際の席が空いたら2人が隣り合わせで座ることができますから。
ただ譲る時、2つの譲り方があると思うのです。1つは無言で席を空けるパターン。「ちょうどタイミング良く空いた!」と思われるかもしれません。
もう1つは「席ここ良いですよ」など一言言って空けるパターン。単に空いたことに対する喜びだけでなく、赤の他人の僕が席を空けたことに対する喜びも生じるかもしれません。
すると後者のパターンで席を譲る方がそのペアの人たちにとってより良い振る舞いなんだと思います。
など考えていたら他にペアで座れる空の席を見つけたように去っていきました。あらら。