隣の芝生が青く見えるだけではないのか
凄いと感じる人も1人で成果を上げているわけではありません。
誰かと協力したり力を貸したり借りたりして実現しています。だから、個人一人の能力だけ見て圧倒されたり引け目を感じる必要はないのですよね。本当は。
先日はマチホメ加西市フィールドワーク後の発表会が行われました。
加西市に行って現地の地域資源に触れたり現地の人たちと関わった上で自分はどんなことができるかを発表する場でした。
一緒にフィールドワークに行った人たちは料理が作れる人、webページが作れる人など其々何かしらの得意分野がありその時は圧倒されました。それに引き換え、僕は何もできない、取り柄がないと引け目を感じていました。
そんな中での発表だったのですが
1つのプロジェクトを目の前にしたら皆其々 得意なものがあるだけでそれだけでは一つのプロジェクトすら達成できないことを再認識しました。
プロジェクト1つを達成するためには料理作れる人1人だけでは達成できません。Webページを作れる人1人だけでは達成できません。プロジェクト1つを達成するためには色んな人たちの協力が必要となります。自分には取り柄がないと認識していた自分と状況は同じなのです。
そして、其々 自分の得意なものはその人が担当して、やったことないことや苦手なことは他の人が担当するという形で皆で補い合って初めて1つのプロジェクトが達成されます。
何か得意なものがあるから凄いとかではないのです。何も取り柄がないからダメでもありません。
其々自分の得意分野、専門分野(普段からよく関わっている分野)はあると思いますが、それは課題に対してのプロジェクトを実現するための力の一つとして機能して初めて活かされます。
くまえ ひでき