行為そのものが有り難いのでは?
お疲れさまです!くまえ ひできです!
数週間遡っての話です。日中、大阪市内を自転車で移動していました。途中で女の子に道を訊かれました。僕は思いの外 道端で人から道を訊かれます。年配の方や女性が多いです。
大阪市内のとあるお店に行きたいってことで、「この辺りでその名前のお店はこの場所かな」スマートフォンの地図で一緒に探ってました。で、結局おそらくここだろうということしか僕は言えませんでした。僕はその女の子を目的地に誘導することは確実にはできませんでした。
もしかしたら、別れた後も迷ったかもしれません。そんな僕にその女の子は「立ち止まって探してくれてありがとうございます!」と本当に助かった!みたいな感じで言ってくれてグッときましたね。
その女の子は目的地の場所がわかったという成果でなく、立ち止まって探したという行為そのものに感謝してくれているんだと感じました。はっきりとした答えが見出だせず「使えないな」「頼りないな」と済まされるのもありでしょうけどね。
でも、その女の子と関わって思い出しました。色んなうまくいかないことや行き詰まることはあるけど、それでもなんとかやっていけているのは自分の周りの行為そのものが在ってこそだということを。